佐々木 純さんのプロフィール

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    スタイリスト四方 章敬氏に4年3ヶ月修行後2019年4月に独立。その後、スタイリストとして現在までにメンズファッション媒体から映像制作まで多ジャンルにおいて数々のスタイリングを担当。 老舗メゾンが築いてきた伝統から、デザイナー交代による作風の変化、定番意匠の継承と再解釈まで、現在の製品につながる歴史的背景を含めてブランドを理解する。撮影現場で数多くの服飾品を扱ってきた経験に基づき、外見だけでは判別しにくいブランドごとの違いを、設計や素材、ディテールから捉える。 ファッション誌や広告の撮影経験も豊富で、メンズ、レディース問わず、ブランドに関する幅広い知識から、カジュアルからドレススタイルまでシーンに合ったスタイリングを得意とする。

    【実績】
    「雑誌・Webファッション媒体」
    ・LEON
    ・WWD JAPAN
    ・Men’s EX
    ・FINE BOYS PLUS SUIT
    ・OCEANS
    ・FQ JAPAN
    ・ベルーナ(西村雅彦様)
    ・ブルックスブラザーズ公式サイトwebコンテンツ
    ・男前研究所

    「ドラマ」
    ・フジテレビ制作Tverオリジナル連続ドラマ

    「広告関連」
    ・日本通運
    ・P.S.FA店頭広告
    ・ジュエリーブランド「William Eliot」広告動画スタイリング

    「映画」
    ・神の島
    「長編ショートドラマ」
    ・ごっこ倶楽部
    ・めちゃコミ原作長編ショートドラマ
    • DRAMA BOX
    ・SWIPE DRAMA

    「ショートドラマ」
    ・10000いいねのカラダ
    ・505の約束
    ・ウソ恋

    【Instagram】
    https://www.instagram.com/jun_sasaki58

佐々木 純さんの
コメントのアーカイブ

2026年 コメントのアーカイブ

佐々木 純さんの
2026年9月のコメント一覧

日付

ブランド品相場の専門家コメント

先週(9月21日〜27日)のブランド関連では、9月24日に終了したサザビーズ香港のバッグ競売で、2025年製のエルメス「バーキン25」に12万香港ドル(約241万円)まで入札が入り、最低売却価格に到達しました。事前予想は10万〜16万香港ドルです。このバーキン25は、ベトン色のトゴ素材にゴールド金具を組み合わせた個体で、内装には同系色のシェーヴルレザーを使用。クロシェット、鍵、カデナ、フェルト、ケアブックレット、保存袋、箱が付属しています。公開画面で確認できる12万香港ドルは入札額で、買い手手数料を含む最終支払額ではありません。また、詳細なコンディションレポートはログインが必要なため、傷や使用感の程度までは確認できません。それでも、素材、色、金具、年式、付属品が分かるため、条件の近いバーキン25を査定するときには照合しやすい事例です。一方、クリスティーズ香港では23日からオンライン競売が始まり、2021年製の「スモール レディ ディオール」が出品されています。予想価格は2万〜3万香港ドル(約40万〜60万円)で、27日時点の入札額は1万香港ドル(約20万円)。底部などのごく薄い押し跡や、金具の軽微な線傷が記載されており、ケアカード、ショルダーストラップ、保存袋、箱も付属します。こちらは10月6日の終了前なので、現在の1万香港ドルを相場として扱うことはできません。ただ、傷の場所や程度まで公開されているため、終了後の落札額が分かれば、使用感のある同モデルを評価する際の参考になります。新品同様の個体だけでなく、実際に使われたバッグがどの条件でいくらまで評価されるかを追える点に意味があります。

9月第3週(14日〜20日)のブランド市場では、海外オークションにおいて、使用感や補修歴のあるユーズドアイテムのリアルな落札実績が注目を集めました。クリスティーズ・ニューヨークのオンラインオークション(現地9月8〜18日)では、2点のエルメス「バーキン30」(素材:トゴ)が対照的な結果を残しています。1点目は2025年製の新色「グリ・パンタン」で、金具に保護シールが残る新品同様の個体が21,760米ドル(約344万円 ※買い手手数料込・税別、以下同)で落札されました。一方、同オークションに出品された2012年製の「ローズ・ジャイプール」(シルバー金具)は10,240米ドル(約162万円)での落札でした。こちらは底面や内側に使用感があり、ハンドル部分にも目立つダメージがあるほか、角スレに対して「社外補色(エルメス正規以外での塗り直し)」が施された難ありの個体です(鍵、カデナ、保存袋、箱は付属)。新品同様の2025年製と、社外メンテナンスを経た2012年製の実績は、コンディションによる価格差を測るうえで非常に有用な比較材料となります。また、ジュエリー分野でも実用品の取引が確認されています。ヘリテージが米ダラスで開催したオンラインオークション(現地9月17日)では、カルティエの18K「ラブリング」(重量6.80g、USサイズ5½、純正箱付)が1,187.50米ドル(約18.7万円)で落札されました。日常使用に伴う軽度から中程度の小傷やスレが見受けられ、かつサイズ直し不可のアイテムです。社外補色のあるバーキンが約162万円、小傷のあるラブリングが約18.7万円で落札されたという事実は、実用品に対する市場の需要を明確に示しています。ユーズド品の査定を行う際、こうした「使用感」や「補修歴」が価格にどう反映されるかを裏付ける取引データとして、大いに参考になるでしょう。

先週(9月7日〜13日)のブランド関連では、エルメスの「バーキン25」で、素材などが異なる2点に大きく違う競売予想額が付けられました。サザビーズが9月11〜24日に開催する香港のバッグ競売で、子牛革の「トゴ」を使った2025年製は、予想10万〜16万香港ドル(約196万〜314万円)。光沢のあるワニ革の「ポロサス」を使った2021年製は、28万〜38万香港ドル(約550万〜746万円)です。製造年が4年古い後者の予想最低額が、前者の予想最高額を上回っています。色や金具も違う2点なので、差額をワニ革だけの価値とは扱えませんが、製造年の新しさだけで高い方を決められない価格設定です。フェンディでは、9月9日に阪急うめだ本店で始まった展示に、旧モデル「26424」を新たに解釈した「バゲット」が登場しました。黒い子牛革にひび割れ模様の加工を施し、505枚のミラーを手刺繍した新作で、税込100万3,200円です。バーキン25の売却を考える方には、9月24日の競売終了後に分かる、手持ちのバッグに近い素材・製造年の落札結果が次の参考になります。実際に買い手が付いた価格なら、買い取った後にいくらで売れるかを見積もる材料となり、買取額の検討にもつながります。

先週(8月31日〜9月6日)のブランド関連では、業界株価の下落と、アーカイブを生かした新商品の発表・販売が重なりました。9月3日の欧州市場では、高級品関連10社で構成する株価指数STOXX Europe Luxury 10が年初来約19%安の水準まで下げました。LVMH株は前日比2.3%安、エルメスとケリングは約3%安です。株式市場の評価であり、中古の成約価格ではありません。9月4日にはグッチの「ホースビット」ファインジュエリー&ウォッチの新作が報じられました。ダイヤモンドを配したイエローゴールドまたはホワイトゴールドのネックレス、リング、ブレスレットと、ステンレススチール製チェーンブレスレットの時計で構成されます。ホースビットは1940年代末のスケッチに始まり、1950年代にローファーなどの小物、1970年代にブレスレットや時計へ広がった意匠です。旧作の復刻ではなく、受け継いできた意匠を新たに解釈した商品といえます。プラダは9月3日、月例企画「Timecapsule」第81弾を公式オンラインで24時間限定販売しました。スポーツの要素とアーカイブ参照を組み合わせた花柄ジャカードのタンクトップで、購入者には現物に対応するNFTが付与されます。公式ページの「sold out」は一次販売の終了を示すもので、中古での成約や値上がりを意味しません。同じアーカイブ活用でも、グッチは複数カテゴリーに継承する意匠、プラダは販売時間を限った単品企画です。前者は商品カテゴリー・素材・製造年代を、後者は衣服の状態・サイズと対応NFTの有無を確認すれば、評価材料を取り違えずに済みます。