石坂 貴史さんのプロフィール

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    独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)およびファイナンシャルプランナー(AFP)として、個別の資産運用やライフプランニング業務に従事している。行動ファイナンス理論の考え方を取り入れ、意思決定の癖や心理面を踏まえた資産形成の助言が特徴。 実務と並行して情報発信にも力を入れており、これまでに1,200件以上の記事制作・監修を手がけてきた。金融分野を中心とした取材対応のほか、金・銀・プラチナ・パラジウムなどの貴金属相場の解説、セミナーでの相談対応など、幅広い分野で活動している。 加えて、住宅メーカーやデジタル遺品解析を専門とする事業者、暗号資産分野における記事制作・監修にも関与。金融リテラシー向上を目的に、研究員制度を活用した高校生向けの学習支援や、金融×IT教育を行うファイナンシャルスクールへのコラム提供も行う。 専門分野は金融・住まい・相続・税制・保険・教育の6領域であり、生活全体を見据えた総合的な提案を強みにする。

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2026年 コメントのアーカイブ

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2026年9月のコメント一覧

日付/金相場

金相場の専門家コメント

23,078円

2026年9月30日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,435円、前日比+350円となりました。NY金先物(中心限月)も1トロイオンス4,210.9ドル、前日比+0.75%と上昇しています。朝9時半時点のドル円は157.3円台です。 中東では緊張が続く一方、原油供給には改善の動きも出ています。サウジアラビアでは東西パイプラインが復旧し、紅海沿岸のヤンブー港から原油の積み出しを再開しました。29日の原油先物も2%超下落しています。 さらに米政府は、戦略石油備蓄から最大4,000万バレルを石油会社へ貸し出す方針を示しました。原油高が落ち着けば、インフレへの警戒が和らぎ、米金利の上昇を抑える方向に働く可能性があります。金を見るうえでも、中東情勢そのものだけでなく、原油価格がどこまで落ち着くかは押さえておきたい部分です。 一方、トランプ米大統領はイランが最終的に「降参する」との見方を示しており、対立が再び強まる余地も残ります。 本日はADP雇用統計やPCEデフレーターが予定されています。今日の金は「中東情勢が不安だから上がる」と単純に考えず、むしろ原油安で金利が下がるのか、米指標を受けてドルがどう動くのかを優先してみます。金が前日比+350円と大きく戻しているからこそ、値上がりだけを追うのではなく、今回の上昇を支える材料がこの先も続くのかまで確認しましょう。

22,729円

2026年9月29日(火)の今朝の金店頭小売価格は23,085円、前日比-830円と大きく下落しました。NY金先物(中心限月)も1トロイオンス4,154.3ドル、前日比-0.34%と下落しています。朝9時30分時点のドル円は157.4円台です。 本日は、米国とイランの交渉が引き続き材料になりそうです。イランのアラグチ外相は、仲介役のカタールと協議し、米国側から最終的な回答を受け取る見通しを示しています。協議では、ホルムズ海峡の再開や制裁解除などを盛り込んだイラン側の案が焦点となっており、直接交渉ではなく仲介国を通じた協議が続いています。 交渉が前進して中東情勢への警戒が和らげば、安全資産としての金には売り材料となる可能性があります。一方、条件面で折り合わず再び緊張が強まれば、金を支える要因にもなり得るため、今は交渉の「開催」より具体的な合意内容が出てくるかがポイントです。 さらに本日は、米国で8月のJOLTS求人件数と9月の消費者信頼感指数が発表されます。JOLTSは米労働市場の需給を見る指標で、消費者信頼感指数は前月89.4でした。 今日の金は中東情勢だけで判断せず、米・イラン交渉の具体的な進展と、米雇用関連指標を受けたドルや金利の反応を分けて追いたい場面です。

23,558円

2026年9月28日(月)の今朝の金店頭小売価格は23,915円、前日比-235円と大きく下落しました。25日のNY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,321.2ドル、前日比+0.54%と反発しています。 朝9時半時点のドル円は158円を目指す動きとなっており、円安は国内金価格の下支え材料です。 週明けは、中東情勢と米金利の両方を見ておきたい場面です。トランプ米大統領が26日、ホルムズ海峡の開放と戦闘終結に向けたイラン側の提案を拒否したと表明し、28日朝の北海ブレントは1バレル106ドル台へ上昇しました。イラン軍も米国から再び攻撃を受けた場合への準備が整っていると表明しており、緊張は続いています。 一方、25日の米10年国債利回りは一時5.2297%と2007年以来の高水準をつけました。原油高によるインフレ懸念やFRBの追加利上げ観測が背景にあり、金利上昇は利息を生まない金にとって重荷となります。 今週は中東情勢だけで金の方向を判断せず、原油価格と米金利をセットで追いたいところです。30日の米物価指標や10月2日の米雇用統計などを受けて追加利上げ観測が変化すれば、金相場も振れやすくなります。 国内ではドル円の動きも合わさって、海外金・米金利・為替の3点を整理しておきたい局面です。

23,793円

2026年9月25日(金)の今朝の金店頭小売価格は24,150円、前日比-73円となりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,306.7ドル、前日比+0.2%です。ドル円は深夜に一時159円台まで円安が進み、朝9時半時点でも158.7円台で推移しています。 今日の金相場では、中東情勢と金利の綱引きがポイントです。イランのペゼシュキアン大統領は、戦争終結の時期は米国次第との認識を示しました。また、フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃を受け、原油先物は約3%上昇しています。 こうした地政学リスクは金を支えやすい材料ですが、今回は原油高による物価上昇への警戒から、米金利とドルの上昇も意識されています。安全資産としての買いが入りやすい一方で、金利上昇は金の上値を抑えやすく、複数の材料がぶつかっている状況です。 米中首脳会談では貿易上の「休戦」が2カ月延長されましたが、関税やレアアースなど主要な問題は先送りされました。米中関係の不透明感も引き続き金相場を支える材料の一つになりそうです。 週末を前に中東情勢だけでなく、原油高が米金利やドルにどう波及するかまで見ておきたいです。国内では159円近辺まで円安が進んでいるため、海外金が伸び悩んでも国内価格が下がりにくい場面があります。週明けにかけても、海外金・米金利・ドル円の組み合わせが価格を左右しそうです。

23,866円

9月24日(木)の今朝の金店頭小売価格は24,223円、前日比-16円となりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,322.8ドル、前日比+0.1%と小幅に上昇しています。 足元の金相場では、米国の金利とドルの動きが意識されています。一般に米金利やドルが上昇すると、金価格には下押し要因となります。一方、朝9時半時点のドル円は158円前半で推移しており、円安は国内の金価格を支える材料です。 外交面では、ロシアのラブロフ外相とルビオ米国務長官がウクライナや中東情勢について協議し、対話を続けることで一致しました。また、プーチン大統領のG20首脳会議への出席も検討されています。米露関係が改善に向かうのか、それとも緊張が続くのかによって、安全資産としての金需要にも影響が出るかもしれません。 本日はスイス国立銀行の政策金利に加え、米国で8月新築住宅販売件数が公表されます。結果を受けてドルや米金利が動けば、金相場にも影響が及びそうです。 今の国内金は海外相場だけでなく、158円台まで進んだ円安の影響も強く受けています。今夜の経済指標そのものより、その後にドル円がどちらへ動くかを優先して見ましょう。円安が続けば国内価格を支えやすく、円高へ振れれば金価格が下押しされる場面もあるため、為替の変化には注意しておきたいところです。

23,883円

今日の金相場で目立つのは、海外と国内で値動きの方向が分かれた点です。2026年9月18日(金)の金店頭小売価格は1グラム24,239円、前日比+383円。一方、NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,380.9ドル、前日比-0.43%でした。朝10時時点のドル円は156.2円で、円安が国内金価格を押し上げています。 海外では地政学リスクが続く一方、米景気の底堅さも意識されています。米国はサウジアラビアへのF-35戦闘機の売却案を承認し、EUもウクライナのミサイルやドローン調達に33億ユーロを拠出する方針です。 また、17日発表の米新規失業保険申請件数は19.6万件まで減少し、7月半ば以来の低水準となりました。労働市場の底堅さが意識されれば、米金利の高止まりを通じて金の上値を抑える材料になります。 原油は依然100ドル台ですが、17日のブレント原油は104.82ドルへ反落しました。中東情勢による供給不安と、足元の価格下落を分けて見る必要があります。 今日は国内金の383円高だけで相場の強さを判断しにくい場面です。本日の日銀会合では利上げが見込まれており、政策発表後の円相場が国内金の次の方向を左右しそうです。 週末にかけては、海外金よりも為替の動きが国内価格にどこまで影響するかが焦点です。

23,500円

2026年9月17日(木)の今朝の金店頭小売価格は1グラム23,856円、前日比+175円となりました。一方、NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,304.6ドル、前日比-1.89%と下落しています。朝10時時点のドル円は156円台まで円安が急伸しており、海外金の下落を円安が補う形で国内価格は上昇しました。 海外では、FRBが政策金利を0.25%引き上げ、3.75~4.00%としました。政策担当者18人のうち16人が年内に少なくともあと1回の利上げを見込んでおり、ドル高や米金利の高止まりが金の重荷となっています。さらに、米8月小売売上高は前月比1.2%増となり、米景気の底堅さも意識されています。 地政学面では、イスラエルとモロッコが大使館開設や大使任命を含む外交関係の格上げで合意しました。中東では緊張材料が残る一方、関係改善の動きもみられ、安全資産需要だけでは金の方向を判断しにくい状況です。 今日の175円高を金そのものの強さだけで捉えないことが重要です。今回はNY金が大きく下げる一方、円安の影響が国内価格を支えています。18日には日銀の金融政策決定も控えているため、短期ではNY金が下げ止まるかに加え、ドル円が156円台を維持するかにも注目です。

23,325円

2026年9月16日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,681円、前日比+85円となりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,334.6ドル、前日比+0.04%とほぼ横ばいです。一方、ドル円は朝9時30分時点で155円台前半まで円安が進み、国内金価格を押し上げる一因となりました。 今日の大きな焦点は、17日未明に控えるFOMCです。政策金利の発表に加え、ウォーシュFRB議長の記者会見も予定されており、今後の金融政策を巡る発言次第では、米金利やドルを通じて金価格が動く可能性があります。 その前段として、原油市場では供給不安が強まっています。サウジアラビアの紅海沿岸ヤンブー港で原油の積み込みが停止し、米原油先物は3ドル上昇しました。原油高が続けばインフレ懸念を通じて米金利が上昇し、金価格の上値を抑える要因になりやすいです。一方、米中関係では、今週末にベセント米財務長官と中国の何立峰副首相の会談が予定され、来週の米中首脳会談を前に外交面の動きも意識されます。 今日の85円高だけを見るより、FOMC後に米金利とドル円がどちらへ動くかを分けて見たい場面。海外金が横ばいでも円安が進めば国内価格は上がりやすいため、明朝にかけては金価格と為替の両方を確認しておきたいです。

23,239円

2026年9月15日(火)の金相場は、海外で金利上昇への警戒が強まり、やや売りが優勢となっています。今朝の金店頭小売価格は1グラム23,596円、前日比-131円。NY金先物(中心限月)も1トロイオンス4,336.9ドル、前日比-0.34%と下落しました。 今日のポイントは、中東情勢の緊迫化がそのまま金高につながっていない点です。14日の北海ブレント先物は105.68ドル、WTI先物は101.39ドルまで上昇しました。原油高が長引けばインフレ圧力が強まりやすく、米国では利上げ観測が意識されます。米10年国債利回りも一時5%を突破しており、こうした金利上昇が金の上値を抑えています。 一方、ホルムズ海峡付近のタンカーを巡る混乱や、フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃など、中東の不透明感は残っています。地政学リスクは金を支える材料ですが、足元では原油高を通じた金利上昇の影響も無視できません。 国内では、朝9時半時点のドル円が154.5円台と前日から円安方向に動いています。海外の金価格が下がるなかでも、円安が国内価格の下げを和らげています。 今は中東情勢だけで金の方向を決めず、原油・米金利・為替をセットで見ておきたいところです。直近のFOMCの結果そのものより、その後に米金利と為替がどう反応するかまで確認しておくと、金相場の流れを判断しやすくなります。

23,370円

2026年9月14日(月)の今朝の金店頭小売価格は23,727円、前日比-42円となりました。朝9時半時点のドル円は153.5円台で推移しています。 週明けの金相場は、中東情勢の緊迫化と原油高を意識する展開です。13日にはホルムズ海峡を航行する船舶への攻撃に加え、サウジアラビアでも新たな攻撃が発生しました。サウジの東西原油パイプラインの停止が長引けば、世界の原油供給の最大4%が失われる可能性も指摘されています。 これを受け、14日朝の北海ブレント原油先物は3%超上昇し、108ドル台まで値を上げました。地政学リスクの高まりは金への買い材料になりやすい一方、原油高がインフレ懸念を強めれば、米金利の上昇を通じて金価格を抑える可能性もあります。 今週は米小売売上高や15~16日のFOMCに加え、週末には日銀の金融政策決定会合と植田総裁の会見を控えています。トランプ大統領が利下げを求める発言を続ける一方、米8月CPIの上振れを受けて利上げへの警戒も残っています。 今週は中東情勢だけで方向を判断せず、原油、米金利、ドルの動きをセットで見ておきたいところです。金価格は大きな材料を控えて動きやすいため、FOMCや日銀会合を通過した後にどの水準で落ち着くかが次の焦点になりそうです。

23,413円

2026年9月11日(金)の本日の金店頭小売価格は23,769円、前日比-294円となりました。NY金先物(中心限月)も10日の米国市場で1トロイオンス4,407.30ドル、前日比-1.20%と下落しています。朝9時半時点のドル円は154.5円台です。 前日の米8月卸売物価指数(PPI)は前年比5.4%上昇し、7月の4.8%から伸びが加速しました。物価上昇への警戒から、来週のFOMCで利上げに動くとの見方が強まり、米金利やドルの上昇が金の重荷となっています。本日は米8月消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、金融政策を巡る見方がさらに変わる可能性があります。 一方、中東ではイランによる攻撃で米軍機が損傷するなど緊張が続いています。海上輸送への攻撃も重なり、WTI原油は1バレル102.48ドルまで急上昇しました。地政学リスクは安全資産として金を支える材料ですが、原油高がインフレを押し上げれば、利上げ観測を通じて金には逆風となります。金にとって強弱両方の材料が入り交じっている状況です。 金曜日の294円安だけで金の基調が弱くなったと判断するのは早いでしょう。まず見たいのはCPIの結果、その次に米金利とドルがどう反応するかです。中東情勢が緊迫していても金が上がらない場面では、金利要因の影響が強いと考えられます。週末を前に値動きも大きくなりやすいため、今は方向を決めつけず、CPI後にどの材料が優勢になるかを見極めたいところです。

23,707円

2026年9月10日(木)の金相場は、国内と海外でやや異なる動きが出ています。今朝の金店頭小売価格は24,063円、前日比+332円。一方、NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,443.8ドル、前日比-0.38%となりました。朝9時半時点のドル円は156.6円台で推移しており、円安水準が国内価格を押し上げています。 きょうは米国の8月PPIとECBの政策金利発表が予定されています。原油高を受けてインフレへの警戒が再び強まっており、物価指標の結果次第では金利やドルが動き、金相場にも影響が及びそうです。 中東では、米国がイラン関連でトルコの投資銀行などを制裁対象に指定しました。さらに米EIAは、中東からの供給減を理由に原油価格見通しを引き上げています。地政学リスクは金を支える材料ですが、原油高がインフレや金利上昇につながれば、金には逆風にもなります。 その一方で、8月の世界の金ETFには180億ドルが流入し、保有量は4,189トンと過去最高を記録しました。短期的には値動きが不安定でも、投資資金が金市場から大きく離れているわけではありません。 今は金価格そのものより、「なぜ上がったか」を確認することが重要です。今日はPPI後の米金利とドル円がどちらに動くかを見ながら、上昇の中身を見極めたいところです。

23,374円

2026年9月9日(水)の今朝の金店頭小売価格は23,731円、前日比-447円となりました。NY金先物(中心限月)も1トロイオンス4,396.4ドル、前日比-0.96%と下落しています。ドル円は8日に一時152円台まで円高が進み、今朝9時半時点では153円台半ばで推移しています。海外金の下落に加え、円高も国内価格を押し下げました。 中東では、フーシ派がサウジアラビア南部の石油関連施設などを攻撃し、米軍もイラン革命防衛隊と関係するタンカーへの攻撃を再開しました。緊張の高まりを受け、WTI原油先物は93.03ドル、北海ブレントは97.92ドルまで上昇しています。 それでも金が下落している点は見ておきたいところです。原油高によるインフレ懸念に加え、米国では利上げ観測も意識されており、中東情勢だけでは金を押し上げきれていません。さらに国内では、日銀の追加利上げ観測を背景に円高が進んでいることも重しになっています。 今回の447円安だけで金の流れが弱くなったとは見ない方がよいでしょう。中東情勢は依然として不安定で、金を支える材料そのものがなくなったわけではありません。ただ、今は地政学リスクより米金利と為替の影響が前に出ています。10日の米PPI、11日の米CPIを受けて、NY金とドル円のどちらが先に反応するのかまで見ておきたいです。

23,821円

2026年9月8日(火)の今朝の金店頭小売価格は24,178円、前日比-424円となりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,452.6ドル、前日比+0.01%とほぼ横ばいです。朝10時時点ではドル円が153円台まで円高に進んでおり、今日は海外金の下落というより、為替が国内価格を押し下げた影響があるでしょう。 一方、中国人民銀行は8月も金を買い増し、保有量は7,673万トロイオンスとなりました。購入は22カ月連続で、8月の増加量は約65万オンスと2023年10月以来の大きさです。短期的に価格が調整しても、中央銀行による金需要が続いている点は、中長期の相場を見るうえで押さえておきたい材料です。 中東では、イランが米国から新たな攻撃を受けた場合、湾岸地域のエネルギー施設も報復対象になり得ると警告しました。ホルムズ海峡を巡る緊張も続いており、安全資産として金が意識される余地は残っています。 今日の424円安を見て、相場の流れが変わったわけでもありません。海外金がほぼ横ばいのなかで円高が進んでいるため、まず確認したいのはドル円の動きです。ここから円高がさらに進めば国内金には重しとなりますが、為替が落ち着けば海外金の値動きが再び反映されやすくなります。そのため、今は国内価格だけで判断せず、為替、海外金、中東情勢などを分けて見ておく場面です。特に、海外金が4,400ドル台を維持できるかは、次の方向を見るうえで一つの目安にしたいところです。

24,246円

2026年9月7日(月)の今朝の金店頭小売価格は24,602円、前日比-220円となりました。朝9時半時点のドル円は155円台で推移しています。4日のNY金先物(中心限月)も1トロイオンス4,476.6ドル、前日比-1.39%と値を下げました。 今回の下落では、地政学情勢よりも米国の金利とドルの動きが強く意識されています。先週末の米雇用統計が市場予想を上回ったことで、利上げ観測が再び浮上し、米金利とドルが上昇しました。さらに国内では円高方向の動きも加わり、円建ての金価格には下押し圧力がかかっています。 ただし、金を取り巻く不安材料が消えたわけではありません。米国のウィットコフ特使らはロシアとウクライナ双方と協議を進めていますが、ドンバスをはじめ主要な問題ではなお隔たりが残ります。和平交渉が具体化するのか、それとも再び緊張が高まるのかで、金への資金の入り方も変わってきそうです。 OPECプラスが10月の生産方針を据え置いた点も見ておきたい材料です。中東情勢次第では原油価格が再び上がり、物価や金利を通じて金相場にも影響する可能性があります。 週明けは「金が220円下がった」という結果だけでなく、なぜ下がったのかを分けて見る場面です。今回は米金利上昇と円高の影響が大きいため、この2つが落ち着けば金が戻す余地もあります。反対に、米金利の上昇が続くなら上値は重くなりやすく、今週は価格そのものより金利と為替の変化を先に追っておきたいです。

24,466円

2026年9月4日(金)の今朝の金店頭小売価格は24,822円、前日比+2円と、ほぼ横ばいとなりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,522ドル、前日比-0.39%。朝9時半時点のドル円は155円台まで円高が進んでおり、国内金には為替面から下押し圧力がかかっています。 今日は、まず米国の8月雇用統計を見たいところです。失業率や平均時給も同時に発表されるため、雇用者数だけではなく、賃金の伸びまで含めて米国の利下げ観測がどう変わるかがポイントになります。数字が強ければ米金利の上昇を通じて金には重しとなりやすく、弱ければ金が買われる展開も考えられます。 地政学では、米交渉団がウクライナとロシアの双方を訪問する予定が示され、和平に向けた動きが少しずつ見え始めています。ただ、キーウへの攻撃は続いており、これだけで安全資産需要が後退すると見るのは早いでしょう。一方、中東では米国によるイランへの圧力が強まり、原油輸出も大きく減少しています。こちらは引き続き金を支えやすい材料です。 週末は雇用統計後の金価格だけを見るのではなく、ドル円がどちらに動くかまで分けて見たいです。海外金が上がっても円高なら国内価格は伸びにくく、逆に海外金が下がっても円安なら下落が小さくなることがあります。今の国内金は、海外相場と為替のどちらが強く効いているのかを確認しながら見ていく場面です。

24,463円

2026年9月3日(木)の今朝の金店頭小売価格は24,820円、前日比+99円となりました。前日は645円安だったため、今日は小幅に値を戻しています。NY金先物(中心限月)も1トロイオンス4,429.6ドル、前日比+0.34%と上昇。朝9時半時点のドル円は158.8円台で推移しています。 いま金を見るうえで、まず気にしたいのは中東情勢です。1日に米国がイランへ集中的な空爆を行い、イランも周辺国の米軍関連施設へ報復しました。こうした緊張を受け、2日の原油先物はブレント95.63ドル、WTI91.01ドルまで上昇しています。 さらに2日には、イランがホルムズ海峡の通航規則に違反したとする船舶を11隻追加し、対象は計56隻に増えたことも明らかになりました。地政学リスクの高まりは金に買いが入りやすい材料です。一方、原油高が長引けばインフレ懸念が強まり、米金利の上昇を通じて金の重しになる可能性もあります。 欧州でも2日、ウクライナとドイツがドローンやミサイルなどの共同開発を含む協定を最終調整していることが明らかになり、地政学面の不透明感は残っています。 本日は米ISM非製造業景況指数の発表があります。今日の99円高だけで反発が続くと見るより、中東情勢による買いと、原油高を受けた米金利の動きを分けて見たいところです。特にISM発表後も金が上値を保てるかを確認すると、足元の強さを判断しやすくなるでしょう。

24,364円

2026年9月2日(水)の今朝の金店頭小売価格は24,721円、前日比-645円と大きく下落しました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,377ドル。朝9時半時点のドル円は160円台と再び円安方向に寄っていますが、それ以上に海外金価格の下落が強く反映されています。 1日の海外市場では、米国とイランの軍事衝突が再び激化し、WTI原油は90.22ドルまで上昇しました。本来であれば地政学リスクは金を支えやすい材料ですが、今回は原油高によるインフレ懸念から金利が上昇し、ドルも買われたことで、金には逆風となっています。 さらに、海外の金価格は200日移動平均線を下回ったことで売りが強まり、現物価格は一時4,342ドル台まで下落しました。中東情勢への警戒よりも、足元では金利上昇やドル高、価格下落に伴う売りの方が強く出ています。 米国では7月JOLTS求人件数が727万1,000件となった一方、採用件数は減少しました。本日は8月ADP雇用統計やカナダ銀行の政策金利発表が予定されており、結果を受けた米金利とドルの動きが次の焦点です。 また、ベセント米財務長官が日銀に対し、円安やインフレを意識した金融政策の重要性を強調した点も見逃せません。今は円安が国内金価格を支えていますが、日銀の利上げ観測がさらに強まり円高へ振れれば、国内価格には追加の下押し要因になります。 今日は「645円下がった」という数字だけを見るより、金が200日移動平均線を早めに回復できるかをまず見たいです。そこを戻せない状態で米金利がさらに上がると、もう一段売られる可能性もあります。一方で、中東情勢は依然として不安定です。ADP雇用統計後の金利とドル円まで確認してから、今回の下落が単なる調整なのか、流れが変わり始めているのかを見極めたいところです。

25,009円

2026年9月1日(火)の今朝の金店頭小売価格は25,366円、前日比-51円となりました。NY金先物(中心限月)は1トロイオンス4,495ドル、前日比+0.3%。朝9時半時点のドル円は159.6円台で推移しています。 足元では、地政学リスクよりも米金利の動きが金価格に強く表れている印象です。ウォーシュFRB議長の発言を受けて利上げへの警戒が強まり、31日の米10年国債利回りは一時4.7%台まで上昇しました。海外の金も一時2週間ぶりの安値圏まで下げており、金利上昇が買いを鈍らせています。 一方、米国とイランの軍事行動再開を受けて原油価格は上昇し、欧米もロシアへの経済的な圧力を強めています。本来であれば金を支えやすい材料ですが、原油高がインフレ懸念を強めれば、結果的に米金利を押し上げる方向にも働きます。本日は米ISM製造業景況指数とJOLTS求人件数が発表されます。 今日は指標発表後に金がどこで下げ止まるのかを確認しておきたいです。地政学リスクという支えがあるなかでも金利上昇に押される状態が続くのか、それとも米金利の落ち着きとともに買いが戻るのか。ここが見えてくると、今回の下落が一時的な調整なのか、もう一段下を意識する場面なのかも整理しやすくなります。

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    株式会社いーふらん リテール営業本部 コールセンター部
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